4月15日のパッチで武器防具の精錬費用が減額変更されました。
4月15日のパッチ内容について
リンク先を見ていただければわかりますが、半額もしくは半額以下に
減額されています。
精錬というシステムは装備アイテムの性能上昇になるため、ほぼ全ての
プレイヤーが利用してきたシステムといえるでしょう。
その利用料金は、JRO独自仕様の金額設定だったと記憶していますが、
永年にわたり変更されてこなかった金額を今変更した理由は何故なのか。
その理由を考察してみようと思います。
多分に推論が含まれるので雑談程度として捉えていただけると助かります。
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精錬費用は、純粋に手数料として消費されるため、ゲーム内Zeny回収の
効果があります。zeny回収といえば思い出すのが、元職員の不正行為に
伴って生成された莫大なzenyの回収措置です。
元職員による弊社への不正アクセス問題におけるゲームバランス調整策の
実施結果について
zeny総量が増えることによって発生するインフレ対策として、直接的には
不正キャラクターを措置することによる所持zenyの回収がありますが、
それ以外に間接的には、
アイテム流通量の増加、消費アイテムの販売、ゲーム内サービスの価格変更
によるzeny消費の促進、などがあげられています。
ただ、リンク先に記載されているようにインフレ対策の定期的な実施状況報告
は1月で終了していることから、運営側としてはインフレ対策は一段落したと
見ていると思われます。
この流れのもとに今回の精錬費用の変更を見た場合、インフレ対策としての
zeny回収手段の役割を軽減させたと見ることができるのではないかと思えます。
別の視点で見れば、長年必要だったzeny回収方策を変更してもよいと運営が
考えたのではないでしょうか。
JROは有料サービス開始以前からずっと不正キャラクターの活動が続いていました。
不正キャラクターの活動は、zeny生産を主な目的としていると考えられますから
その活動が盛んであればあるほど、zeny総量は想定以上に増加し、インフレが
進行すると考えられます。
で、現状はというと、不正キャラクターの活動は依然確認されているものの、
最盛期のような跳梁跋扈する状況とはいえません。
これらを考え合わせると、運営としては精錬費用を減額し、インフレ対策効果を
下方修正しても問題ないほど不正キャラクターによるzeny生産は多くないと
見なしているのではないかと思えます。
それだけ不正者排除に自信をもっているということになるように思いますが、
その自信を裏付けるだけの対処を継続して行っていって欲しいものです。
一度減額変更した金額を元に戻すのは簡単なことではないですから。